
先日は兵庫県の三田市にある温泉施設「寿の湯」に行ってきた。
数年前までは「熊野の郷」という温泉だったのだが、リニューアルされたようで。
温泉や岩盤浴はもちろんだが、わたしたちの一番の目的は文喫、いわゆる図書館。
お風呂あがりにyogiboのクッションにもたれながら何時間も読書ができる。最&高。
それを楽しみにたどり着いた三田駅。
田舎の駅あるある。
「燕が住みついている。」
しかも複数世帯。
ちょっとあまりにも巣の下部分が綺麗でないのでぼかし処理…。


神鉄に揺られ、徒歩数分で到着。
まずはお昼ごはん。

これで1300円。観光施設にしてはリーズナブル。都市部だったら2000円ぐらいしてもおかしくない。
温泉まわりではもちろん写真はNG。ゆっくりと浸かってきた。
浴場には3か所ほどテレビが設置されていたが、すべてのテレビで甲子園で行われていた巨人・阪神戦が放映されていた。
その時は接戦だったので客はみんな釘付け。結局阪神が勝った。今年は強い。


入浴後はお楽しみのライブラリー。
日曜夕方だからかそれほど人はおらず、静かだった。
たまに子どもが走ったり騒いだりしていたが、まぁ短時間でおさまったのでそれほど気にはならず。
このような場所の利点は「読みたいけれど買うと高い本」を思う存分読めること。
「ノンデザイナーズ・デザインブック」などは一度読んでみたかったので良い収穫。
「なるほどデザイン」は良書とは聞いていたけど、確かに一読すると良かった。
同じお題でターゲットを変えた場合の複数通りのデザインなどは大変参考になった。
本のデザインもこの空間のデザイン要素の一つという思想なのか、この図書館は本の並びがカテゴライズされていない。
そのためお目当ての本を探すことはなかなか難しい。
しかしその代わり自分が普段ならそのコーナーにも行かないようなジャンルの本に出会えたりする。
それもまた面白いのではないかなーと思う。と言いつつ、デザイン関連の本ばかり読んでいたけど。デザインの本って目立つのよね。
デザインの本は最も人が多くなるであろう漫画コーナーからはかなり離れているのも良かった。
今後も時々行ってみたい。まだまだ読み切れていない本がたくさんある。
第二の故郷というのは、わたしは大学生時代の4年間、三田市に住んでいたから。
元々温泉好きだったので、この頃は週一レベルで三田や神戸の温泉に行っていた。
ここができる前にあった「熊野の郷」、三田市の「花山の湯」、神戸市の「鹿の子の湯」、「唐戸の湯」、吉川町の「よかたんの湯」、篠山市の「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」…。
もちろんもう何年も前の話なので、もう三田市には同期の友人たちはいない、それなのにやっぱり場所だけでも懐かしさがこみあげてくるもので。
これが先週の日曜の事だが偶然にも翌週、東京への出張が決まった。出張と言っても顔合わせ会という名の飲み会に出席するだけなのだけど。
東京に行くのはコロナ禍前の5年ぶりぐらいだろうか。
このタイミングで三田の思い出がよみがえったこともあり、東京にいる大学の友人に10年ぶりぐらいに連絡を取ってみた。唯一つながっていたInstagramのDMで恐る恐ると…。
返信は思いのほか早く、30分ぐらいで返ってきた。
直前の連絡だったが、結果的に1時間ぐらいなら都合がつくということで会ってもらえることになった。
今から楽しみ。